関節の炎症は、しばしば起こります。関節には「関節腔」とよばれるものがありますが、ここの特徴は、活性酸素除去酵素がきわめて少ないことです。したがって、関節は活性酸素の攻撃に対しては弱いのです。
関節に何らかの損傷が加わると炎症が起き、活性酸素がでてきます。このために、リゾゾームの膜が自動酸化を起こして破れ、内部から各種の分解酵素が流出し、これが骨をとかすのです。
このように考えると、抗関節炎因子は、活性酸素除去因子と同じものになってきます。関節炎に対して、ビタミンEの塗布が有効性を発揮するのは、まさにそれを裏書きするものです。
◉ 抗関節炎ビタミンのリスト
⇒ビタミンE、ビタミンC、コエンザイムQ(ユビキノール)
◉ 抗関節炎ミネラルのリスト
⇒セレン
炎症が起こっている関節痛には、たとえば、ぎっくり腰(急性腰痛)・寝違え/むちうち(急性頚部痛)・急性ひざ痛・急性股関節痛・急性肩痛・急性肘痛(テニス肘やゴルフ肘など)・腱鞘炎・急性捻挫などがあります。
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