筋ジストロフィー

あらゆる種類の動物で、ビタミンEが欠乏した飼料を与えると、十分に長く生きていれば筋ジストロフィーになります。人体での筋ジストロフィー、または筋萎縮症は、実験動物でつくった病気と同じようです。この病気では(実験動物の場合も、人の場合も)酸素の要求量がおそろしく増大し、筋肉が正常に働くのに必要な酵素や補酵素は著しく減少し、そして、筋肉の構成成分である必須脂肪酸が、不法な酸化で破壊されるのに伴って、筋肉の損傷が進み、衰弱していきます。たくさんの栄養素が損傷細胞から漏れ出て、結局は、筋肉の大部分が瘢痕組織で置きかえられていきます。そして、筋肉は裂けますが、このことは、ついでながら、ヘルニア、特にビタミンが大変に欠乏していることが知られている乳幼児のヘルニアでは、ビタミンEの欠乏が、一つの要因になっているのではないか、との疑問を抱かせます。

筋ジストロフィーと診断される何ヶ月、あるいは何年も前に、アミノ酸とクレアチンが尿から失われるので、筋肉が破壊され続けていることが事前にわかるはずです。したがって、病気がそれほど進行しない前に、しっかりビタミンEをとれば、筋組織の破壊は止められます。これも、クレアチンの排泄量の減少で確かめられます。動物実験では、ビタミンEのほかビタミンA、タンパク質、ビタミンB6も、欠乏させるとすみやかに発病します。この場合でも、そのジストロフィーを、ビタミンEの投与でなおすことができます。

激しいビタミンEの欠乏が、あまりに長引くと、筋ジストロフィーは進行して、なおらない病変になっていきます。大量のビタミンEや、その他の栄養素を繰り返して投与しても、よい効果をあげられなかった症例もあります。したがって、なるべく早く発見して、不可逆的病変が起こらないうちになおしてしまいたいものです。
ある家系で、数人の子供がこの病気にかかることがあるなど、遺伝的な面もあり、また、染色体の異常を検出したとの報告もあるだけに、多くの医師はそれを防ぐ手段がないと信じ込んでいます。しかし、遺伝的因子も、ただビタミンEの要求量が異常に高いだけかもしれません。ビタミンEは、染色体を含めて、すべての細胞の核をつくるのにぜひ必要です。

筋ジストロフィー、あるいは筋萎縮症は、どの程度に病気が進行し、どんな不可逆的な病変が起きたらなおりにくくなるかは、正確に決められません。しかし、初期であれば、ビタミンE、その他の栄養素を十分に与えるとよくなおります。また、食事を適切にしたところ、何年間も症状が悪化しなかった例や、完全には回復しなかったが、改善が認められた例もあります。何年間もこの病気を患っていた人で、ビタミン・ミネラル類を摂取して、筋肉の強さを著しく改善できた報告もあります。

筋肉に問題がある人は、ただちに尿検査を受けて、クレアチンの排泄量が多いようであれば、すぐ食事を改善し、また、ビタミンEをしっかりとりたいところです。すべての妊婦や人工乳児には、必ずビタミンEを補強すべきでありこのビタミンを欠く精製加工食品を避ければ、あるいは筋ジストロフィーを根絶できるでしょう。

たいていの病気と同じように、筋肉の異常も二、三の栄養素の欠乏だけでなく、もっと数多くの栄養素が不足して、それも病因となっていると思われます。したがって、あらゆる点で栄養を適切にしなければ、この病気の回復はできないですし、その健康の維持もできないのです。

 

 


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