ストレスとは何か

ストレスとは、元来は物理学用語であって、外力によって変形した弾性体の内部に起きた力を指す言葉です。生体の場合、この外力に相当するものを「ストレッサー」といいます。

ストレッサーを列挙すると、心痛、苦痛、疼痛、過労、酷暑、酷寒、不快指数高値、飢え、渇き、などとなります。お腹がすいても、脚が痛くても、喉がかわいても、ストレスが起こる。ストレスという名の生体の反応は、二段階にわけられます。

ストレスの第一段階は「警告期」です。このとき、体温低下、白血球減少、血液濃縮、体液酸性化が起こります。悪くすれば、これが命取りになりますが、順調なとき、副腎皮質がコルチゾールに代表されるホルモンを分泌し、血圧、体温、血糖値などを高めて、警告期にあらわれた異常を回復します。この第二段階を「抵抗期」といいます。

ストレッサーが攻撃の手をゆるめないと、副腎皮質はバテます。このとき、副腎の肥大、リンパ系器官の萎縮、消火器の潰瘍、血液諸因子の異常などが起こります。この第三段階を「消耗期」といいます。

これを回復するためには、タンパク質、ビタミンEとCなど、副腎皮質の要求するものを摂取することです。

最善の方法は、平常からそれらの栄養物質を十分にとって、ストレッサーに対抗できる条件を整えておくことです。

 


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