有機塩素剤は解毒できるか

DDT、BHC、ドリン剤などの農薬は、有機塩素剤です。PCBも有機塩素剤です。
有機塩素剤は、環境汚染の立役者の一人といってよいでしょう。したがって、それが解毒できるかどうかは、大きな問題です。

有機塩素剤はすべて脂溶性であって水溶性ではありません。これの水に対する溶解度を増して、水溶性の物質にそれを変えることができれば、それでよいわけです。

有機塩素剤の溶解度を増すためには、その分子に「水酸基」を付加すればよいのですが、私たちは、この代謝を行う酵素をもっています。それを「薬物代謝酵素」とよびますが、正式の名前は「チトクロームP450」です。

チトクロームP450を合成する代謝では、補酵素として、ビタミンEとCとが要求されます。

したがって、有機塩素剤をはねのけたいなら、これらのビタミンを積極的にとる必要があります。

また、この薬物代謝では、ビタミンAの破壊が起こります。

結局、有機塩素剤が体内に入ると、ビタミンE・C・Aの欠乏が起こります。

ラットのPCB中毒は、ビタミンAの投与によって、大幅に改善されます。  

 

 

 


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