生体防衛のシステム

わたしたち人間は強靭な生命力に恵まれています。人間は全地球上に分布して、環境の厳しさにも耐えながら、他の多くの動物と比較して、はるかに長寿を保つことができます。これはひとえに、生体に備わった防衛システムに負うものではありますが、そのシステムのスムーズな運営のためには、さまざまな物質が必要とされます。そこにはもちろん三大栄養素も含まれますが、ビタミンやミネラルも重要な役割を負っています。わたしたちは、そこに着目しようとするわけです。せっかくの防衛機構も、栄養が十分でなければ働けないのです。

環境の厳しさのうちには、ウイルスや細菌による感染もあり、凄まじいストレスに襲われることもあります。太陽からの紫外線や宇宙からの放射線も無視はできません。しかもなお、交通事故などによる負傷も油断はできないのです。したがって、生体に自分自身を自律的に守る防衛機構がなかったとしたら、人間の寿命が70歳を超えることなど考えられないのです。

生体の防衛機構はきわめて多岐にわたっています。念のために、その対象となるものを列挙しておきましょう。

細菌感染
ウイルス感染
炎症
腫瘍
潰瘍
アレルギー
ストレス
薬物
自動酸化
神経の損傷
DNAの損傷
流産
不妊

これらに対する生体防衛機構を運用するために必要なビタミン・ミネラルというものが存在します。

もっとも、生体の機能と無関係のように、生体防衛に寄与するビタミンやミネラルがないわけではありません。生体はそのようなものを栄養物質として摂取するケースもあるのです。

 

 


整体院&ピラティススタジオ【Reformer逗子院】
神奈川県逗子市逗子3-2-24 矢部ビル2階
☎︎
050-5884-7793