肝臓を患っている病人には、よく低脂肪食が指示されます。
脂肪の消化のためには胆汁が必要なのですが、この胆汁をつくるのに、肝臓に負担がかかるからです。
脂肪を制限した食事を与えられれば、胆汁の需要がないから、肝臓は休んでいられるのです。
脂肪という栄養素が、単にエネルギー源としてあるだけなら、それは特に必要なものとはいえません。糖質もタンパク質も、エネルギー源になるからです。
それなら、無脂肪食でもよいことになります。
しかし現実には、脂肪はエネルギー源であるばかりではありません。
必須脂肪酸は構造脂質として、あるいはプロスタグランジンの原料として不可欠のものだからです。
構造脂質が不足すれば、細胞の構造がつくれないのではないでしょうか。
プロスタグランジンが不足すれば、生命活動が隙間だらけになるのではないでしょうか。
そこで、どんな低脂肪食も、無脂肪食であってはならず、最低量のリノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸を含んでいなければならないことがわかります。
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