脳の栄養の重要性

妊娠末期から生後7歳までの子供の脳150個についての調査結果があります。それによると、ニューロンの数が完全に成人並になるのは、生後8ヶ月だといいます。また、グリア細胞の形成は妊娠20週目ぐらいからです。この時期に、オリゴデンドログリアもつくられます。

このような脳の発育が、栄養条件によっていかなる影響を受けるかは、興味ある問題です。ラットに、えさを十分に与えずに観察した結果は驚くべきものでした。

まず、その脳は正常なラットのそれより小さく、オリゴデンドログリアの数が少ない。したがって、ミエリンの発達がきわめて悪いのです。また、シナプスの数が、正常値より40%も少ない。

人間の子供については、実験はできませんが、観察の記録はあります。メキシコの寒村のデータですが、慢性的飢餓状態で育てられた22人の幼児が対象とされました。満一歳のときの言語能力は、正常児の289日目のものと同等でした。

大に対して小、長いに対して短いなどの反対概念の理解テストで、三歳児の場合、栄養不良で育った子供の理解力は、正常児の60%に過ぎませんでした。こんな極端なケースは日本にはないでしょうが、参考にはなります。

 

 


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