膝の痛みは関節が変形したためですが、変形する原因はまだ、現代医学ではわかっていないようです。医師は「長年、使用したので磨耗した」といったり、「体重が重いのが原因」というようです。
長く病院の治療に通い続けてあきらめる人もあり、痛みに耐えかね、「早くなんとかしてくれ」というと「もう、治らないから、人工関節を入れましょう」といわれます。
原因は関節のズレです。ズレを直すとほとんどの人がなおりますから、間違いありません。なおらない人も少しはありますが、長い間、ズレを直さないため、組織が増殖して、関節周囲が腫れたようになっていて曲がらない人です。
人工関節を入れるともうなおりませんから、入れる前にズレを直してみてください。それでもなおらない時、手術しても遅くはありません。
膝の周りを強く押しながら、横にズラしてみてください。必ず凝りがあってグリッとして痛いところがあります。それがズレている証拠です。そのズレを直せばなおるのです。
ズレのために関節周囲の筋・組織が硬縮し、それが血管を圧迫するため、関節部(骨端)に血液が十分に行かなくなり、関節部の新陳代謝が衰えて、変形してしまうと考えています。
膝がズレると発痛しますが、若い人は痛みがなくなりますがズレは残っています。
高齢になって変形症になったり、背骨が側弯して、内臓疾患の原因になりますから、早く発見して直してください。
整体施術が適切で関節が正常位に戻ったら、最低7日間、あぐら・横座りをしなければ(正座は可)、筋・組織が安定してズレなくなり治ります。その期間に一回でもあぐらなどするとまたズレてしまいますから、寝起きのとき、足を前に出すなどのとき注意します。
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