〜逗子・葉山・鎌倉の整体&ピラティス【Reformer逗子院】のコラム〜
肩こりは日本人に多い症状だといわれています。
真相はどうかわかりませんが、日本人に慢性ビタミンB1欠乏があったとすれば、この不快な現象がありふれていることに不思議はないはずです。
肩が凝れば、頸動脈が多少とも圧迫されています。だから、首から上の血行障害のないわけがありません。
そういうことがあれば、頭も目も幾分は、酸素や栄養の欠乏をきたしているはずです。
脳出血、脳梗塞、白内障、耳鳴りなどの下地が、このようにして培われないとは言い切れないのではないでしょうか。
肩が凝っているときには、手で触ってわかるとおり、肩の筋肉が硬くなっています。
原因は乳酸の発生です。
乳酸が溜まれば組織は膨らみ、毛細血管は細くなって血行を渋滞させます。
これが “こり” の実体です。
このとき組織の圧力は高まって、血管やリンパ管や神経を強く圧迫します。
そこで血液の流れもリンパの流れも悪くなって、神経は痛みをあらわしてくるのです。
一旦こうなると、あとから発生した乳酸がここに蓄積するので、こりはますますひどく、悪循環の形になります。
こういうとき、ビタミンB1があれば乳酸は分解するはずですが、投与をしてみても、一向に効かないことが珍しくありません。
ビタミンを運ぶ血液が、思うようにそこへいってくれないからです。
このような場合は、整体施術が効果をあらわします。
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