ピラティスとは
〜リハビリのためのエクササイズとして考案された〜
ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス氏が90年以上前に考案した独自の健康法・身体調節法。
第一次世界大戦中に負傷した兵士のリハビリを目的として生み出したエクササイズです。
当時、彼は看護師として収容所で働いており、1918年にインフルエンザが大流行して数千人が死亡したとき、彼がいた収容所では1人も死者が出なかったと言われています。
その後、ピラティス氏はアメリカに渡り、ニューヨークでスタジオを開設し、そこへ故障したダンサーが多く通ったことから現在のピラティスになります。
現在、アメリカでは1000万人以上の人がピラティスを行っており、その数は毎年増えています。
⇒さらに詳しくはピラティスメソッドとは何かをご参照ください
他のエクササイズとの違い
ピラティスは、正しい姿勢と呼吸とともに、骨を支えるコアの筋肉(深層筋)を意識しながら、反動を使わずに身体を動かします。
エクササイズを通して、正しく身体を動かすことを覚えれば、姿勢が良くなり、筋肉はより鍛えられ、関節はより柔軟になってしなやかな四肢となり、伸びやかで、優雅な身のこなしができるバレエダンサーのような身体になります。
ピラティスは安全な方法でエクササイズを行えるため、年齢や経歴を問わず、幅広い方に可能であり、例えば高齢者の体力づくりや、事故後のリハビリテーションを受けている方にも適しています。
健康な脊柱を取り戻し、現代の生活様式で生まれる肩こりや腰痛症などを根本から改善していきます。
⇨気づき・集中
⇨動きの統合
⇨効率的な運動
⇨ピラティスができること
ピラティスの効果と8つのメリット
① 肩こりの改善
姿勢の悪さから首や肩まわりが緊張して、肩こりになります。
正しい姿勢を身につけることで緊張が緩和され、肩こりがなくなります。
② 腰痛の改善
腰痛の原因は姿勢の悪さや筋力不足、睡眠障害など様々ですが、腰椎(腰の骨)に強い負担がかかっているため、痛みが起きます。
ピラティスはお腹まわりの深層筋を鍛えるため、まず筋肉で背骨を安定させます。
また、背骨が柔軟になり、骨の動く範囲が広がることで、腰椎にかかる負担が分散され、腰痛が軽減される、もしくは無くなります。
③ 身体が引き締まる
筋肉量が増え代謝が上がるため、身体が引き締まります。
ピラティスを続ける多くの人は痩せやすくなります。
④ 基礎体温が上がる
筋肉量が増え代謝が上がり、基礎体温も上がります。
⑤ 風邪をひきにくくなる
免疫力が上がることで病気の予防につながり、風邪をひきにくくなります。
⑥ アンチエイジングにつながる
深い呼吸により身体のすみずみまで酸素が行き届くことで、細胞が若返ります。
⑦ アスリートやダンサーのパフォーマンスアップになる
体幹が鍛えられ、アスリートやダンサーのパフォーマンスの向上につながります。
⑧ 尿もれ・尿失禁の予防に効果がある
尿失禁の予防に役立つ筋肉(骨盤底筋)が自然に鍛えられ、尿モレ防止に効果があります。
マンツーマンで行う理由
〜個々に合わせた最適なプログラムが組める〜
マットのグループレッスンは、参加している方全員が無理なく安全に行えることに重点が置かれ、エクササイズが組み立てられています。
仰向け、うつ伏せ、横向き、座位など様々な体勢でエクササイズを行い、多くの関節と筋肉を動かし、全身を使います。
プライベートレッスンに比べ、テンポよくエクササイズが進められます。プライベートレッスンはクライアントの姿勢を詳しく分析し、専用の機械を使用して、その方に最適なエクササイズをご提供します。
マットのグループレッスンの方が気軽に始められますので、グループから始められる方が多いですが、元々ピラティスの基本はプライベートレッスンであり、個々の異なる身体へアプローチしていくものです。
ピラティス専用マシンのメリット
マットでのピラティスは筋力がある程度ないと正確に身体を動かせず、目的とは違う筋肉が働くこともあります。
ピラティス専用マシンを使うことで、身体を支える補助にもなり、また逆に負荷を加え、筋肉を強化することが可能です。
筋肉を正しく使っていないと、マシンがブレて、正しく動いていないことを教えてくれます。
マットピラティスよりも、より自分の身体と心に向き合えます。
こんな方におすすめします
・体力に限界を感じている方
・さらに自分を高めていきたい方
・間違った身体づくりや、身体の悪いクセを直したい方
・ケガの予防や、ケガの後のリハビリテーションに
・腰痛、関節痛、婦人科系疾患、ストレスに関連した病気の改善に
・骨粗しょう症の方
・内臓下垂、尿もれ・尿失禁にお悩みの方
・体重を減らしたい方
・あらゆる世代の方の体力維持と向上
・アスリート(陸上, 野球, サッカー, バスケットボール, バレーボール, テニス, バドミントン, ラグビー, 柔道, ゴルフなど)、アーティスト・歌手、役者、モデル、ダンサー(バレエ, 社交ダンス, ジャズダンスなど)
週に何回行えばいいですか?
ジョセフ・ピラティス氏は著書「Return to Life」の中で「週に4回、3ヶ月行えば、新たに生まれ変わる心の活力とスピリチュアルな高まりと共に理想的な身体の変化を実感するでしょう。」と書いています。
しかし実際には週に2~3回でも、多くの方が自分の身体の変化をかなり感じています。
週1回のセッションを受けて、後は自宅で週1~2回ご自分でピラティスをするだけでも十分に効果は期待できます。
“In ten sessions you’ll feel the difference, in twenty you’ll see the difference, and in thirty you’ll have a new body.” (J.Pilates)
「10回のセッションで違いを感じ、20回のセッションで違いが見え、30回のセッションで新しい身体を手に入れる。(ピラティス氏自身の言葉)」
整体院&ピラティススタジオ【Reformer逗子院】
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