副腎皮質ホルモン(ステロイド)の作用は

副腎皮質からは性ホルモンをはじめとする多くのステロイドホルモンが分泌されますが、普通に副腎皮質ホルモンと呼ばれるものは、コルチゾン、コルチゾール、などの、「消炎ホルモン」で、薬剤の形になったものは、単に「ステロイド」と呼ばれるのが普通です。コルチゾン、コルチゾールの作用は多彩であって、いろいろな難病に投与されます。

コルチゾン、コルチゾールの作用をあげましょう。

体タンパクを糖に変え、血糖値を上げる。肝タンパク生合成や水の排出を促進する。上半身に脂肪を蓄積させる。骨のカルシウムを尿中に排出させる。胃酸やペプシンの生合成を促進する。

ステロイドの投与では、これらの作用が強過ぎて、次のような副作用を起こします。

血糖値が上がる。手足が痩せて顔が丸くなる(クッシング症候群)。筋肉が萎縮して脱力感をあらわす。リンパ球が少なくなる。皮膚が薄くなって、紫色の縞ができる。脊椎骨の変形、肋骨骨折などが起きる。動脈硬化が促進される。血圧が高くなる。胃潰瘍を起こす。自律神経障害を起こす。抗体ができにくく感染しやすくなる。女性は毛深くなり声が太く、ニキビができやすい。

 

ステロイドはこわい

 


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