肩こり•首こりなどの「こり」の定義と影響

首・肩こりなどの「こり」の定義

「こり」は漢字で書くと「凝り」です。凝り固まる、という意味で豆腐を作るとき大豆の汁(豆乳)に、にがりを入れて混ぜると豆のタンパク質と水が分離して豆腐ができます。タンパク質が凝固、すなわちこり固まったのです。

ヒトの場合でも「肩こり」に代表されるようにやわらかい筋・組織がこり硬くなったということです。医学的には硬縮といいます。硬は文字通りかたいということであり、縮は筋肉や組織は長い細胞繊維の束ですが、この繊維の長いものがちぢんで短くなることを表しています。

一般的に「こり」というのは、肩の筋肉のように短い繊維のときを言い、脚の筋肉のように長い場合は張るとか、硬いと表現していますが、同じ硬縮=こりです。

「こり」は筋肉や筋肉が骨に付く腱・関節の周囲にある軟部組織(関節包・靭帯)などに起こります。「こり」というのは硬いけれども動く、したがって「こり」と言っている間は関節作用は可能ですが、関節が全然動かなくなったら医学的には、硬結・拘縮と言って硬縮=こりと区別しています。

背骨がズレて(椎骨が変位して)数年も経つと、その周囲に組織の増殖が起こりその関節を動かなくしてしまう。これは硬結です。「こり」が進んで硬結したり、逆に硬結がゆるみ→こり→正常となります。筋肉などに他の部分より特別に硬いところがあるいわゆるシコリは硬結でしょう。

「こり」は、肩・首・背中・尻・脚・手(上肢)・腹など筋肉や関節組織があるところなら身体のどこにでも起こります。

こりの影響

たかが「こり」というのが一般の考え方でしょう。それは「肩こり」などは誰にでもあるし、腰・脚など身体を調べると無数のこりがあります。それでもこの「こり」で死んだ人はいないではないかと思っているからです。

この考え方の一方の責任は医学にあります。医学界が研究をおろそかにして、その重要性に気づいていないからです。ここで当店では、されど「こり」と申し上げたい。それをこれから説明していきます。

「こり」があると次のようなことが起こります。

体が硬くなる。(可動域の減少)  

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血液が充分まわらなくなる。(血行不良)  

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神経の働きが悪くなる。(神経の機能低下)


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