食物繊維を大量に摂れば健康にいいのか

近年、かつては欧米人に多いといわれていた大腸ガンが、日本人にも増えてきました。

そこで浮上してきたのが、「欧米食有害論」です。
伝統的な日本食を口にする機会が減り、欧米型の食生活が浸透するにつれて、ガンのでき方も欧米化してきた、というわけです。
かつては、日本人は遺伝的に大腸ガンになりにくいと考えられていました。しかし、長く欧米で生活をしてきた日系人には昔から大腸ガンが多かったというデータもあります。だから大腸ガンの原因は遺伝的なものではなく、食生活にあると言われるようになったわけです。

欧米人に昔から大腸ガンが多かったのは、たしかに彼らの食生活が関係しています。
一般的に、欧米の食事には野菜が少ない。そのため食物繊維の摂取量が少なくなっていることが、最大の問題です。
食物繊維は、腸内細菌の餌になります。餌が少なければ、腸内細菌は減ります。腸内細菌が減ると、大便の量が少なくなります。なんと大便の三分の一は腸内細菌なのです。

食物繊維は腸で吸収されないため、発ガン物質を吸着して一緒に体外に排泄されるのです。
要するに、欧米人に大腸ガンが多いのは大便の量が少ないからなのです。

逆に言えば、どんなスタイルの食事をしていようと、腸内細菌を増やして大便がたくさん出るように工夫すれば、大腸ガンは防げることになります。
もちろん、欧米食より日本食のほうが食物繊維が多く、それだけ腸内細菌を増やせるのは事実ですが、かといって日本食だけが唯一の選択肢というわけではありません。食物繊維を摂取する方法は他にいくらでもあります。
欧米食か日本食かという単純な二者択一では、物事の本質が見えなくなる恐れがあります。

大腸ガンの予防にとって本質的な問題は、腸内細菌であり、食物繊維です。
だから、好きなものを我慢してまで欧米食を避ける必要は少しもありません。
豆類、イモ類、ブロッコリー、ニンジンなどの食物繊維が多い食品を摂取していれば、十分です。

ただし、食物繊維にも落とし穴があります。
あまり摂取量が多過ぎると、亜鉛や銅といった必須ミネラルまで吸着して、それを体外に排泄してしまいかねません。
とくに、亜鉛の不足によって味覚異常が起きることが問題視されています。

過ぎたるは及ばざるがごとしと言いますが、まさに食物繊維にはその言葉が当てはまるわけです。

 

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