ペーハーとは、いうまでもなく、水溶液のアルカリ度をあらわす数値です。生体の場合、これは血液やリンパなどの細胞外液について問題にするのが普通です。 水溶液が中性の場合、そのペーハーは7.0となります。それより数値が大きけれ […]
カテゴリー: DNAレベルの栄養学
利尿ビタミン
尿のもとは、腎臓の糸球体でつくられる「原尿」です。原尿は尿細管の作用によって選別され、必要な物質は水の一部とともに再吸収され、残りが尿となります。 このとき、水の再吸収を促進するホルモンが働きます。このホルモンは脳下垂体 […]
性ビタミン
性ビタミン、性ミネラルといえば、もちろん、性ホルモンにかかわるビタミン・ミネラルをさすことになります。性ホルモン・副腎皮質ホルモンのなかまは、いわゆる「ステロイドホルモン」に属します。そしてその前駆物質はコレステロールで […]
味覚ビタミン・嗅覚ビタミン
急性肝炎にかかると、味もにおいもわからなくなります。これは、血中ビタミンAの急激な低下によるとして説明されています。そこで、味覚ビタミンのリストにも、嗅覚ビタミンのリストにも、ビタミンAが登場することになります。 味覚や […]
聴覚ビタミン
聴覚についてですが、目と耳とは大幅に違いのある器官だとはいえ、ともに感覚器であり、アセチルコリンを伝達物質とする点においては共通です。 神経伝達のメカニズムを見ると、「パルス」とよばれる電位の波が、軸索をつたわる形となり […]
視覚ビタミン
いわゆる五感は知覚神経の働きによって成立します。ところが、知覚神経の伝達物質はアセチルコリンです。そこで、コリンがとくに脚光を浴びることになります。 感覚はいろいろですが、まず、そのうちの「視覚」をとってみましょう。視覚 […]
知能ビタミン
知能にとってどんなビタミン・ミネラルが効果をあげるかという問題は、結局は神経ビタミン・ミネラルに着目すればよい、ということになります。 ラットを材料とする動物実験では、亜鉛を十分に与えられたものは、それの欠乏したものと比 […]
神経ビタミン
神経系は神経細胞ニューロンから構成されています。そして、ニューロンとニューロンとのあいだは、「シナプス」と呼ばれる接点で連絡されています。シナプスにおける情報の授受は神経伝達物質によって行われます。また、ある一つのニュー […]
プロスタグランジンビタミン
プロスタグランジンは、プロスタグランド、すなわち「前立腺」から発見されたホルモン様物質で、局所でつくられてその場で役割をはたし、短時間で消滅します。局所ホルモンの別名があるのは、そのためです。 プロスタグランジンは不飽和 […]
抗ガンビタミン
かつてワールブルクは、細胞を嫌気性解糖に追い込むことが発ガンの契機になると考えました。ガン細胞は、正常細胞と違って、エネルギーの産生を主に解糖によって行うことを見たからでした。彼は、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン […]