神経細胞ニューロンは再生しません。しかし、それから出ている軸索が切れたり、傷んだりしたとき、それを修復することは不可能でないのです。 軸索をカバーしている髄鞘の修復にも、切断した軸索の再生にも、ビタミンB12の関わってい […]
カテゴリー: DNAレベルの栄養学
性周期とビタミンE
小麦胚芽油を摂ると、生理痛はおさまりますが、生理が早くなるという人が少なくありません。これについて、一応の説明を試みたいと思います。 まず、女性の性周期は、卵胞ホルモン、黄体ホルモンの二種のホルモンのにぎるところです。性 […]
不妊男性の場合
不妊克服を期待する場合、男性もビタミンE(d-αトコフェロール)を服用しなければなりません。 男性ホルモンは精巣の機能を高め、精子の数を増加させて、受精の確率を高めます。吸収率の高めてないd-αトコフェロールを毎日300 […]
六価クロムではない三価クロム
かつて、東京都江戸川区の日本化工という会社が、六価クロムで従業員を汚染したことで、大きな公害問題を起こしました。この六価クロムによる障害としてよく知られているのは、二つの鼻孔を仕切っている≪鼻中隔≫に穴のあく≪鼻中隔欠損 […]
体質とは何か
体質とは、からだの先天的な特性です。体質を、肥満型、細長型、闘士型としてみたり、粘液質、胆汁質としてみたりした人がいます。しかし分子生物学の見地から考えれば、こんなことではすまされません。体質は、DNAレベルで取り扱われ […]
補酵素とは何か
酵素がなければ、生命の実体である代謝は行われません。酵素はタンパク質であり、その構造が遺伝情報としてDNAに刻み込まれているとすれば、タンパク質の補給に不足がない限り、代謝はスムーズに実現することになるはずでしょう。とこ […]
細胞膜の構造
細胞膜は大まかに見ればサンドイッチに似ています。それも、ハムのところは二枚重ねになっています。つまり、パンの層があって、ハムの層があって、またハムの層があって、その外側にパンの層がある、といった構造です。 詳しくみれば、 […]
血管拡張ビタミン
血管の太さは、物理的にきまったものとはいえ、自律神経によって微妙にコントロールされています。しかしそれとは別に、末梢血管を拡張する物質があります。その例はナイアシンです。 ナイアシンを大量に服用すると、全身が火照り、顔が […]
凝血ビタミン
皮膚が破れて血管が切れれば、そこに出血が起こることは誰しも経験するところです。このとき、血液がかたまって傷口を防がなかったら大変なことになります。そのことから分かる通り、生体防御の一つの条件として、血液には、一定の凝血能 […]
血圧ビタミン
血圧は、動脈の硬度、腎臓の機能などによって修飾されますが、本来はフィードバックによるホメオスタシスで、ある幅のなかに保たれるべきものです。したがって、ここには、フィードバックに関わるビタミン・ミネラルと同様になります。た […]