インパクトファクターの高い7つの医学雑誌(『NEJM』『ランセット』『JAMA』『BMJ』『アナルズ・オブ・インターナル・メディスン』『JAMAインターナル・メディスン』『PLoSメディスン』)に載ったワクチン、薬剤、お […]
カテゴリー: コラム
科学的根拠に基づく医療(EBM)は信用してよいか
つい20〜30年前の日本の医療において、エビデンスという言葉は聞くこともなく、治療が行われてきました。言葉は悪いですが、医師の好きなように、経験と勘などで治療法が選択されてきたと言ってもよいです。 しかし、科学的根拠に基 […]
医療の細分化が病気の背景を見えなくしている
現代の医療は、非常に多くの知識が必要になり、細かく細分化され、専門性が重要視されています。しかし、それが逆に、医師にとっては、自分の専門以外の部分を見えなくしてしまっていると思われます。 自分のところに来た患者に対しては […]
生活習慣病に薬を使うリスク
生活習慣病などを薬で改善することは、体に大きな負担を与えることになります。そしてまた、ほとんどの薬には、根本的な治療効果はなく、症状を抑えるだけの対症療法の効果しかありません。これを考えると余計に、長期にわたり薬を飲むこ […]
薬を飲むことの意味
非常に多くの人が安易に薬を飲んでいます。例えば、頭が痛くなったら、原因はわからずとも、とりあえず鎮痛薬を飲んでしまう。そのうち痛みを感じなくなれば、そのままいつもの生活を送り、いつもの食事を摂ってしまいます。 また、病院 […]
痛み・関節痛と糖化
整形外科に関わる病気の多くは、糖質の過剰摂取が一因を担っています。 なぜかといえば、骨、軟骨、筋肉、腱、椎間板など、整形外科で扱う組織、臓器は、ほとんどがコラーゲンが主な構成成分だからです。 このコラーゲンを変質させてし […]
うつ病とビタミンC
うつ病では、脳脊髄液中や脳幹中のセロトニン濃度が、正常人の二分の一程度に低下しているといいます。 セロトニンは、脳内でアミノ酸トリプトファンからつくられます。トリプトファンに、水酸化と脱炭酸という、酵素による二工程が加え […]
下腹はなぜ出るか
相撲取りのような例外を別とすれば、下腹の出たアスリートは、まず見られません。これは、腹筋群の腹直筋が強いためです。 腹直筋でもどこの筋肉でも、使わなければ筋繊維が細くなります。使いもしない筋肉をもっていると、同化のために […]
ビタミンCで減らせるインスリン投与量
インスリンを注射すると、血中ビタミンC濃度の低下する事実が知られています。インドの研究結果とこれとを照合すると、インスリン注射は、腸管からのブドウ糖の吸収を抑制し、血糖値を下げる方向への動きを起こすことになります。そこで […]
膵臓とビタミンC
インスリンを合成する工場は、膵臓の《ランゲルハンス島》ベータ細胞です。このランゲルハンス島の正常な機能の保持に、ビタミンCが役割をもっています。この関係は、ビタミンC欠乏食を与えられたモルモットのランゲルハンス島に変性が […]